大型バイクの車検 ブレーキの点検

ブレーキ

大型バイクの車検を安く済ませる方法として、ユーザー車検があります。ディーラーや整備工場に依頼した方が簡単ですが、自ら工程や方法を覚えることでパーツや整備の知識が身につき、いざという時に対処しやすくなるだけでなく、費用の面でも助かります。大型バイクのユーザー車検を行う場合は、納税証明書や自賠責保険、点検整備記録簿、自動車重量税納付書や検査票といったものが必要となるため、事前に準備しておきます。

ブレーキの点検では、フロント、リアともにフルード量やパッド、効き具合やランプの点灯を確認します。フルードはオイルのことで、適切な量が補充されていないと効き目に影響し、交通事故の原因となる可能性もあるため重要です。LOWの目盛りよりも少ない場合は、液体を継ぎ足す必要があるほか、劣化が見られる時は新しいフルード液に交換します。

パッド量は専用の測定器で確認し、残量が規定量以上あれば合格です。このほか、ランプはフロントとリアのブレーキをかけ点灯することを確認し、効き具合の点検は車体をローラー上に設置したうえで、実際にエンジンを始動し擬似的に走行することで確認します。以上のポイントを事前に抑えておけば、特に問題となることはありません。