大型バイクのタイヤ部分のメンテナンス

タイヤ部分

ライダーを乗せて重い大型バイクを動かすタイヤ部分は、想像以上に酷使されているものです。タイヤが擦り減ってきたら交換することはもちろんですが、交換するまでの間にできるメンテナンスはたくさんあります。タイヤをできるだけ長く使っていくためにも、日ごろから大型バイクのタイヤ部分のメンテナンスはこまめに行うようにしましょう。

まず最初にできることとして、タイヤが路面と接している面を目視で点検してみましょう。タイヤに刻まれている溝の中に、小石などの異物が入りこんでいることも多く見られます。この異物は、パンクの直接的な原因にもなるので、気がついたときにはすぐに取り除くようにしましょう。

タイヤは適正な空気圧が保持されていなければ、その性能を発揮することはできないでしょう。適正な空気圧としては、車体の重さや走行性能により異なります。市販の大型バイクには、必ずメーカーが指定した空気圧が存在しています。チェーンカバーやスイングアームの付近に明記されているので、確認してみるようにしましょう。空気圧は一度適正な値にあわせたとしても、少しずつ低下していくものです。そのため定期的に点検を行い、エアーを補充するようにしましょう。